沖縄の方言で「踊り」(うどぅい)という。
「踊り」は歌謡と同じく各地に自然発生したものに磨きをかけて、形ができたと考えられる。これらが琉球舞踊の基礎で、歴代の御冠船踊りとして演じられた。踊り手は徳川幕府の将軍就任を祝う、江戸上りの慶賀使にも随伴した。琉舞の完成は1718年の尚敬王の頃にみる。
当時の踊奉行「玉城朝薫」が創作した組踊りと女踊りで、これが琉球舞踊を世界に誇る芸術にまで昇華させた基点となった。また、2〜3人で踊るときに皆おなじ手というのも、能や歌舞伎にはみられない独特なものである。
いかずちのように体の内側に響く太鼓の音。魂を揺さぶる勇壮なかけ声。エイサーは先祖の霊を供養する行事であると同時に、 舞う者、見る者、すべての人の血をあつくたぎらせる生者の行事でもある。夜のしじまに太鼓の音が風にのって聞こえてくる。今年もエイサーの練習が始まったな、と誰もが心躍らせ、ちむどんどんするこの季節。蒸し暑い夜に、エイサーの太鼓の音をBGMにオリオンビールを飲みつつ、エイサーを楽しむ。旧盆7月15日のエイサーざんまい。これが沖縄の夏の過ごし方。
エイサーは、いわば本土の盆踊りにたとえることもできるであろう。お盆に盆踊りが行われるように、エイサーも旧盆に行われる行事で、自分のシマ(地域)を「道ジュネー」し各家々を回る。特に15日の御送り(ううくい)を済ませた後から始めるところが多いが、最近は旧盆の3日間行う所もある。
このエイサーは現在県内各地、北部や南部、離島あらゆる所で見ることができるが。特に歴史があり盛んなところは中部地域の沖縄市や与勝地域だと言われている。
エイサーの構成 エイサーは旗頭、太鼓踊、手踊、チョンダラー、地謡(じうてー)で構成され、太鼓は大太鼓、締太鼓、パーランクーの3種類。細い路地を100人近い隊列が唄い、踊り練り歩く様は壮観で、周囲は熱気に包まれる。
エイサーの起源 このエイサー起源は「ニンブチャーウドゥイ」(念仏踊り)であると言われている。以前はニンブチャー(念仏僧)が人が死ぬと家に招かれ、鉦や太鼓を打ちならし念仏を誦しながら踊るものであった。
その歴史は500年以上も前の「李朝実録」(1479年)のなかに当時の那覇の記録として残っており、そのころが始まりだと考えられている。
また、エイサーという呼び名は「おもろさうし」(琉球の古い歌謡集)の40巻からきているという説や、「エイサー、エイサー、ヒヤルガエイサー」のような囃子からきているという説があるがどちらも確証がなく実際の所は不明である。
沖縄市はエイサーのメッカ 沖縄各地域にあるエイサーの中でも特に人気があるエイサーは、沖縄市の「園田エイサー」嘉手納町の「千原エイサー」与那城町の「屋慶名エイサー」勝連町の「平敷屋、平安名エイサー」などがあげられる。そしてやはり沖縄市はエイサーのメッカ。毎年、旧盆の頃になると、街のあちこちからその稽古をする音が夕空に響く。老いも若きもその音を聞くと、不思議な安堵感と、内からわいてく生命のエネルギーを感じてくる。この日ばかりは子供もエイサーの追っかけを夜中までする。また、各シマ(自治会)でも独自のエイサーまつりをやる所もある。
チョンダラー(京太郎)とは、中世の京都で盛んに行われていた祝福芸が沖縄に伝播し、発達した門付芸能のこと。明治初期の頃まで首里の安仁屋(アンニャ)村に住みついた京太郎集団が、沖縄各地で村落の各戸を訪ね祝儀として「万歳」を奏し、余興として「鳥刺し舞」や馬頭をつけた踊りを演じ、明治中期には首里で敵討ち物の芝居に仕上げられたが、その後衰退した。 現在では、沖縄市泡瀬と宜野座村の二ヶ所にのみ残っている。泡瀬の京太郎は、1906(明治39)年、首里から移住した寒水川(スンガー)芝居の役者から伝えられ、それを村芝居に取り入れたもので1980(昭和55)年に沖縄県無形民族文化材の指定を受けている。
毎年旧暦の9月9日過ぎの最初の土曜日か日曜日に披露される。
ウスデークは、五穀豊穣祈願と感謝の奉納舞踊として昔から継承されてきたもので、女性だけで踊る円形舞踊だ。
現在は、知花、池原、登川、越来、旧上地、山内などの地域で継承されている。
毎年旧暦の8月〜9月に行われている。
厄払いの獅子を先頭にして、区の伝統的な織物で現在、市が復元作業を進めている「知花花織」の衣装に身を包んだ女性達が、住宅街を回った。(沖縄タイムス 2003.9.14)
てるりん」こと照屋林助さんが三線ならぬ四線を弾きながら、沖縄の文化や歴史、その他いろいろな話題について面白おかしく語る「沖縄よろず漫芸ワタブーショー 」。観客との掛け合いをしながらステージが進んでいくので、内容がいつも変わり2度と同じライブを見ることは出来ない。
ステージの時間は90分だと本人は言うが、実際は3時間以上やることも.......
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